希少な横浜産ホップを使った地ビールが、(株)横浜ビール=中区住吉町=で完成した。「ヨコハマIPA」と名付けられ、9月29日から同社のレストラン「驛の食卓」で、期間限定メニューとして販売される。
ホップを栽培したのは、港北区高田で農業を営む古川原琢さん。8月25日に同社の社員らと共に約2kgのホップを収穫。生のホップは収穫後24時間以内に仕込みを行わないと香りが飛んでしまうため、すぐに醸造所に運ばれ仕込みが行われた。ホップはビールの苦み成分となる原料で、寒冷地で栽培されることが多く、市内での商品としての栽培は「他に確認できていない」(JA横浜)という。
また通常は乾燥したペレット状に加工されたものが使われており、今回収穫した生ホップは仕上げに香りづけとして使用された。(株)横浜ビール醸造長の深田優さんは「横浜でまさか生ホップを使ったビールが作れるとは。苦味や香りが華やかで、柑橘系の中に草っぽい爽やかな香りも感じるビールに仕上がった。フレッシュホップならではの味を楽しんで」と話している。
なくなり次第終了。問い合わせは(株)横浜ビール【電話】045・212・9633へ。
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