中区・西区版 掲載号:2017年11月30日号 エリアトップへ

文体テロ訓練 トラック突入で6機関連携 五輪に向け警戒

社会

掲載号:2017年11月30日号

  • LINE
  • hatena
救急隊によるトリアージ(負傷者選別)やYMATと連携した救出作業が本番さながらに行われた
救急隊によるトリアージ(負傷者選別)やYMATと連携した救出作業が本番さながらに行われた

 近年発生している繁華街やイベント会場など、いわゆる「ソフトターゲット」への無差別テロを想定した訓練が11月20日、横浜文化体育館=中区不老町=で行われた。訓練には警察、消防など6機関が初めて合同参加した。

 横浜市では2019年のラグビーW杯、2020年の東京五輪・パラ大会などの世界的イベントを控え、関係機関による連携を目的に今回の訓練を企画した。

 参加したのは、みなと赤十字病院の医師、看護師によるYMAT(横浜救急医療チーム)、伊勢佐木警察署、横浜市体育協会、中区役所、伊勢佐木・加賀町・山手の各消防団、中消防署の6機関106人。

 訓練想定は、文体で開かれるイベントの待機列にトラックが突入。数人をはね、車内から刃物を持った男が飛び出し更に危害を加えようとしている、というもの。

 文体職員による通報を受け、ただちに到着した警察が犯人ふたりを制圧。救急隊による負傷者の度合いに応じた選別(トリアージ)や、YMATチームの医師の指示をもとにトラックの下敷きとなった重傷者の救出活動が行われた。

 警察の現場規制や消防による被害情報収集なども並行して行われ、実際のような緊張感のなか実施された。テロ発生から負傷者10人全員の収容までにかかった時間は約20分だった。

 訓練を終え、中消防署の林久人署長は「初めての6機関による合同訓練。『もし中区で起きたら』という想定のもと今日の課題を見つけ、安全安心に取り組んでほしい」と参加者に訴えた。YMATとして参加した、みなと赤十字病院の中山祐介救急部長は「限られた人員で対処するためには組織の連携が必要。今回は非常にうまくいった」と訓練を振り返った。

中区・西区版のトップニュース最新6

西・中区ゆかりの4人も

横浜文化賞

西・中区ゆかりの4人も 文化

文化、芸術、スポーツで

10月15日号

子ども食堂、再開徐々に

子ども食堂、再開徐々に 社会

食品提供の団体も

10月15日号

「運転席無人」バスは国内初

市・企業など実証実験

「運転席無人」バスは国内初 社会

将来の労働力不足に対策

10月8日号

シェアキッチンが開業

石川町1丁目

シェアキッチンが開業 社会

創業意欲に応える場に

10月8日号

横浜保育室「曲がり角」

横浜保育室「曲がり角」 社会

定員、最大時の2割に減少

10月1日号

菅義偉氏、首相に

菅義偉氏、首相に 政治

横浜からは初めて

10月1日号

あっとほーむデスク

  • 10月15日0:00更新

  • 9月16日22:33更新

  • 9月10日0:00更新

中区・西区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年10月15日号

お問い合わせ

外部リンク