近代水道創設130年を記念した横浜市民ミュージカル『アクアの肖像〜ある家族の物語〜』が、2月11日(日・祝)と12日(月・振休)に市営地下鉄阪東橋徒歩8分の南公会堂(南区総合庁舎内)で公演される。
同公演は、イギリス人技師のヘンリー・スペンサー・パーマーによって横浜に近代水道が完成する歴史とともに紡ぎだされる、心温まる、ある家族の物語。父親との確執を持つエリート水道局員を主人公に過去と現在をつなぎ、家族の存在の大切さを訴える。
原作は、水道創設100年の時に製作された短編記録映画『アクアの肖像』(加瀬泰脚本・監督)。脚本・演出・振付は同ミュージカルの舞台を以前から手がける福島桂子さん。音楽は天野一平さんとKAZZさん。
「おさん」鑑賞の市民から
近代水道創設130年にあたる今年に、それを題材とした舞台実現を望む声が実行委員会に寄せられた。吉田新田350年を記念し一昨年、昨年と公演された『おさん伝説』を鑑賞した市民によるものだという。
実行委員会では、スピード感ある舞台展開で「あっという間の2時間です」と魅力を語る。脚本・演出を手がける福島さんは「ホームグラウンドである家族は空気や水と同じように当たり前だと感じていることが多い。この舞台が、その当たり前だと思っていることの大切さを見つめなおす機会になれば」と話していた。
1日2回の4公演。2月11日は午後2時と6時、12日は正午と午後4時。全席自由で一般2200円、高校生以下1200円。(問)同ミュージカル事務局【電話】045・641・3066
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