中区・西区版 掲載号:2018年2月8日号
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関内ホール自主公演『ライトな兄弟』の作・演出・振付で文化庁芸術祭新人賞を受賞した 藤田 善宏さん 東京都在住

面白い企みで愉快に

 ○…「信じられなかった」。70年超の歴史を持つ芸術祭新人賞に輝いた感想だ。審査員には伝統舞踊などの関係者もおり、自身の「コンテンポラリーダンス」が認められたことに喜びを隠さない。今公演を担当したのは以前も関内ホールのダンスシリーズを手がけた縁から。振付家・ダンサー・デザイナーの肩書を持ち、イベントなどのプロデュースユニット「CAT―A―TAC」を主宰する。

 ○…動力飛行に成功したことで知られる米国の発明家「ライト兄弟」。たまたま図書館で目にしたその兄弟の写真が舞台のヒントに。パフォーマンスユニットの相方でタップダンサーの村田正樹さんと自身が、兄弟のイメージと重なったという。その後、アイデアを煮詰めて仲間とともに作品を作り上げて行った。公演では「今までにない、老若男女が楽しめるような作品に」と舞台狭しと独創的なダンスを披露した。

 ○…福井県の出身。国立群馬大学で美術教育を専攻。そこで初めてダンスに出会う。「音楽に乗せて踊るだけではなく、今までにない感じを表現する。それが楽しかった」と創作ダンス漬けの学生生活を送る。卒業後もアルバイトをしながら活動を続け、日本を代表する劇作家・野田英樹さんの舞台出演をはじめ、近年はテレビCM、新日本プロレス永田裕志選手の「ナガダンス」など多数の振付を担当するなど活躍の場を広げてきた。

 ○…都内で妻と暮らす。自他ともに認める愛猫家で「あの丸み、柔らかさ、言うことをきかないところがかわいい」とはにかむ。無類のアンティークやレトロ雑貨好きでもあり、お店を出すほどだ。09年の舞台出演をきっかけに染めた髪は「戻し時が分からない」とトレードマークに。1月には徳島の鳴門で阿波踊りならぬ「あにゃ踊り」を手がけており、これからも「まちや地域を巻き込んだムーブメントを起こせたら」と面白い企みを巡らせる。

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