横浜市美容組合連絡協議会(中野利彦会長)は、今年度の成人式で「はれのひ」の被害に遭った人を対象に2月20日(火)・27日(火)、「応援プロジェクト」を行う。市教育委員会などが後援。
同プロジェクトは晴れ着の貸し出し、着付け、ヘアメイク、写真撮影(ワンポーズ)を無料で提供するというもので、同会の呼びかけに賛同した県内の美容師や、横浜市写真師会などの協力により実現した。
貸衣裳の提供は「晴れ着の丸昌横浜店」=南区=が無償で行い、約100着の中から事前に好きな振袖が選べる。会場は神奈川県美容業生活衛生同業組合研修スタジオ=中区弥生町2の15の1ストークタワー大通り公園III202号。時間は午前9時〜正午と午後1時〜5時。各日定員あり。
丸昌横浜店では成人式当日の受け入れや独自の支援も行うなかで、今回プロジェクトに参加。同社の鹿島邦彦取締役社長は「晴れ着を扱う同業者として大変申し訳なく思っている。一生に一度の記念として、ぜひ振袖姿を写真に残して欲しい」と話していた。美容組合では「美容師の集まりである私たちにできることで、被害に遭われた新成人を応援しようと企画した。気軽にご利用を」と呼びかけている。
支援には「はれのひ」からの被害を証明できる契約書や領収書が必要。1週間前までに【電話】045・261・0131へ申込みを。
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