神奈川県司法書士会(星野務会長)主催による自殺対策シンポジウムが、2月17日に横浜市立大学金沢八景キャンパスで開かれた。
当日は教育や医療、福祉、法律分野から行政関係者、学生や子どもを持つ保護者ら約230人が参加した。
登壇したFMヨコハマラジオパーソナリティーで自己尊重トレーニングトレーナーの北村年子さんは、当事者と気持ちを共有することの大切さを訴えた。また、悩みを抱える若年者に対し、大人が「不完全な自分」を開示してはじて子どもが安心できると指摘した。
ディスカッションでは、複層的な問題が自殺の背景にあるとして、当事者と一緒に考える姿勢を示すことの重要性も語られていた。
県司法書士会では「近年、減少傾向にあるものの未だ年間自殺者数は2万人を超え、特に若者・子どもの死因の第一位は自殺であり早急な対応が必要」としており、今後も自死問題に取り組む姿勢を示した。
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