西区南西部の第3地区で計画されている移動支援バス「おでかけ3(さん)」のロゴマークが、7月11日に開かれた同地区の地域のつどいで発表された。
おでかけ3は山坂が多い同地区の高齢者外出支援を目的に、商店街と住宅地を結ぶ送迎車の構想。「生活創造空間にし」や藤棚地域ケアプラザと地域住民を中心に実行委員会が立ち上がり、来年度の運行開始を目指している。
ロゴマークはおでかけ3の目印として車体に貼られるもので、稲荷台小学校の児童をはじめ4歳から92歳まで193作品が公募で寄せられた。この中から実行委員会が審査を行い、東久保町在住の杉山裕子さんの作品が最優秀賞として採用された。
作品は「3」をモチーフに、3台の車や3羽のカモメや太陽など、カラフルなデザイン。杉山さんは「子どもが見て『おでかけ3だ』と言ってもらえるように描きました。最優秀賞なんて人生で初めて。うれしいやら恥ずかしいやら」と感想を述べた。
実行委員会では今後、9月の試験運行実現をめざしルート選定や継続可能な運営方法を検討する。
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