西区在住の高橋恒夫さん(62)が行政相談委員総務大臣表彰を受賞した。同表彰は全国で100人が受賞。高橋さんはそのうちの一人で、最も若い受賞者だった。
行政相談委員とは法律に基づき、総務大臣から委嘱された民間有識者のこと。全国で約5000人おり、国の行政に関する苦情の受け付け・該当の機関への通知などを行っている。西区では毎月第4金曜日の午後1時から4時まで、区役所1階で相談を受け付けている。
高橋さんは41歳の時に前任者から紹介され、行政相談委の活動を開始。以後21年間西区で活動している。普段は麦茶やきな粉を販売する「高橋三左商店」の社長を務めている。行政相談委の活動を広めるために、西前小学校での出前授業など広報活動にも力を入れてきた。このような長年の功績がたたえられ、今回の表彰に至った。受賞したことについて高橋さんは「一緒に受賞をした方々は先輩ばかりでとてもびっくりしたが、嬉しかった」と喜びを語った。
また、「国への要望だけでなく、近隣トラブルなどの民事関係のことについてもどこに相談すればよいかなどはアドバイスできるので、何か困ったことがあれば相談に来てほしい」と話す。
11月4日(日)に行われる区民まつりでは区役所の正面玄関前で午前10時から午後2時30分まで相談のブースを設けている。
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