バッグ、アクセサリーなどのデザイン・販売などを行う有限会社アトリエモモ=中区太田町=が9月に史上初のJRA(日本中央競馬会)4千勝を達成した武豊騎手にプレゼントするための記念スカーフを製作した。
同社代表のオノキョウコさんがJRAから今春に依頼を受けた。JRAは横浜が洋式競馬発祥の地であることなどを理由に同社を選んだ。勝利時の全ての勝負服(騎手がレースの際に着る服で馬主ごとに柄が決まっている)を入れてほしいというJRAの要望を受け、オノさんがデザインを考案。108cm四方に4千個の勝負服を並べ、中央には仏語で祝勝の言葉を入れた。
横浜スカーフの特長である「手捺染」で1色ずつプリントし、16色を重ねた。オノさんは「世界の高級ブランドにも劣らない」と自信を見せる。
特製スカーフは武騎手にプレゼントされたのと同時に東京競馬場内にある競馬博物館で12月9日まで行われている4千勝記念展で展示。博物館を訪れた武騎手にオノさんがスカーフを手渡すと「とても素敵ですね」と伝えたという。非売品だが、オノさんは「横浜スカーフを広めるきっかけになれば」と話す。
同社は11月22日(木)〜29日(木)に京急百貨店=港南区=である市経済局による女性起業家支援企画「プロモーションウィークス」に参加。主力商品の横浜スカーフを使ったバッグやバンダナなどを展示・販売する予定。
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