市内女性消防団員の活動20年を記念した、横浜市女性消防団員活性化大会が11月17日に西公会堂で開かれた。
横浜市における女性消防団員は阪神・淡路大震災をきっかけに地域の女性の力を防災に活かそうと創設された。21団制だった当時、1997年に12の消防団で190人が初の女性団員として任命され、翌98年には残る9消防団でも採用された。
初期は伸び悩んだ団員数だったが、2005年頃を転機に増加が進み、16年には1千人を突破。11月1日現在で1369人の女性消防団員が活動している。
大会には市内20消防団から女性団員約400人が出席。創設当時から携わる団員へのインタビューで振り返った20年間の記録映像が上映されたほか、今年11月から採用された新しい冬制服のお披露目、泉・旭・戸塚・港北の各消防団の女性団員による沿革の発表などがあった。
冒頭であいさつした市消防団長会の大津政美会長(港南消防団)は「市内全域から団員が一堂に会することもそうそうないので、20年間の経験や技術を地域向上のために活用していってほしい」と呼びかけた。
また(株)勝烈庵=中区常盤町=の本多初穂代表取締役社長が「女性の活躍と社会進出」をテーマに講演した。
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