中区桜木町のぴおシティにある「ゴールデン文具」が「平成30年度神奈川県優良小売店舗表彰」を受けた。県と県商工会議所連合会、県商工会連合会の共催でサービスや味、技に秀でた小売業、飲食店に対して贈られるもの。今年度は34店が表彰を受けており、中区西区内では唯一同店が選ばれた=関連・人物風土記。
同社は1898年創業、今年120周年を迎えた。雑貨商千葉商店から始まり、1924年平出商店として文具卸部門を独立。68年に改組し、ゴールデン文具として中区桜木町に設立した。店名はぴおシティの前身である「ゴールデンセンター」からとった。
現在扱う商品の約9割以上が書道用品。専門店として書道に精通したスタッフが対応し、ギャラリーや表装、書道教室など書道普及の取組みも評価された。対面販売が基本だが、愛好家の高齢化により2年前からネット販売も始めた。
表彰を受けて平出晴久社長(48)は「先代から続けてきたことの結果だと思う。今後もお客様に満足していただけるよう豊富な品揃えとサービスで応えたい」と話した。
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