活動報告 委員長としての一年 自由民主党 横浜市会議員(西区) 上野もりお
本年度、減災対策推進特別委員会の委員長職を務めさせて頂いています。
横浜市は東日本大震災の教訓を踏まえ、「減災」や「人命最優先」という観点で計画を強化しています。平成25年には「よこはま地震防災市民憲章」を制定。自助・共助・公助の考え方や、一人ひとりが持つ市民力を発揮して困難を乗り越えていくことを定めました。
災害時の情報伝達構築を
今年度、私が委員会のテーマとして策定したのは「災害時の情報等の受伝達」です。子供からお年寄り、また障害の有無に関わらず全ての市民が「情報」を得て「判断」できる体制を構築すべく、調査研究しました。
今月の委員会では、熊本市から井上危機管理監を参考人として招致。井上氏は自ら「失敗から学んだこと」と題し、熊本地震の際に現場を取り仕切る課長職として様々な経験をされ、判断を誤ったこと等も実直な姿勢で語ってくださり胸に迫るものを感じました。
特に印象的だったのは、全国から大量の支援物資が届いたが、受け入れ態勢が整わず大混乱を招いたことや、ネットを通じた情報提供においても最新の情報が随時更新されるよう工夫しないと「古い情報」がネット上に残ってしまい、やはり混乱を招いてしまうということでした。
西区でも風水害対策を
今年一年を振り返ると、大規模災害以外にも記録的な猛暑や局地的豪雨により緊張感を抱くことも多くありました。
西区には平沼や岡野など、河川に囲まれたような地形もあることから、防災計画の「風水害等対策」の修正を検討するため、先日も市民意見募集を行いました。頂戴したお声を反映させながら、市民の安心安全な暮らしを守るため、引き続き活動して参ります。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|