帆船日本丸の大規模修繕に役立てようと国土交通省の職員有志らが、帆船日本丸記念財団に寄付を行った。12月19日には、中区北仲通の同省関東運輸局長室で贈呈式が行われ、寄付者代表として掛江浩一郎局長から同記念財団の金近忠彦会長に寄付目録が手渡された。贈呈式には海技教育機構の野崎哲一理事長も立ち会った。
寄付額は16万8000円で23人の職員有志らによるもの。23人は旧航海訓練所による遠洋航海経験者。この遠洋航海の練習船だった帆船日本丸への修繕に役立ててもらおうと今回の寄付をすることになった。
寄付者代表である掛江関東運輸局長は「航海訓練のおかげで海のことをよく知ることができた。その時の恩返しになればと思って」と話した。寄付を受け取った帆船日本丸記念財団の金近会長は「日本丸の保存に熱い思いを持ってくださっているのが嬉しい」と感謝を述べた。
日本丸は船齢88年を超えており、修繕は末永く保存・活用するために2年かけて行われる。
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