結成20周年を迎えた横浜中ライオンズクラブ(池田真会長)がこのほど記念活動の一環として、野毛山動物園に桜の木を、横浜市中区社会福祉協議会を通じて特別養護老人ホームの本牧ホームと新山下ホームに車いすなど福祉用具を寄贈した。
野毛山動物園に贈られた桜の木はオカメザクラなど全部で5本。ペンギンやキリンの展示前など全3カ所に植えられた。同園とは動物のエサ代などに役立てられる「アニマルペアレント」で交流があるなか「数年前から老朽化により園内の桜の木が伐採されているが、桜の名所として新しい木を増やしていきたい」と園の意向を聞き、寄贈に至ったという。
12月15日に行われた植樹式の中で野毛山動物園の鈴木浩園長は「寄贈いただき本当に有り難い。ぜひ桜の時期に家族で見に来てもらえたら」と感謝を述べた。
12月18日には中区にある新山下ホーム(高松正一施設長)に関係者が集まって寄贈式が行われ、同施設用に電動ベッドを1台、本牧ホーム用に車いす2台とエアマットが贈られた。
本牧ホームの水越洋二施設長は「寄贈いただいたものを使って、利用者へより良いサービスを提供していきたい」とコメント。同クラブの池田会長は「地域への奉仕活動として、来年以降も何かの形で支援していきたい」と話していた。
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