活動報告 「ともに生きる社会」実現へ 自由民主党 神奈川県議会議員(西区) かとう元弥
神奈川県議会では津久井やまゆり園での事件をきっかけに、共生社会の実現を目指した「ともに生きるかながわ憲章」を策定しました。この理念を多くの県民に知ってもらおうと、様々な取り組みを進めています。
電話リレーサービス
「電話リレーサービス」をご存知でしょうか。聴覚障害者がテレビ電話などを使い、手話通訳のオペレーターを介して店舗や病院などとやり取りできるものです。世界各国で公的サービスとして実施されていますが、日本ではまだ公的制度として整備されていません。
昨年10月には、山で遭難した聴覚障害者が民間のサービスを利用し、警察に救助を要請した事例もありました。緊急通報には原則対応しない中での例外措置でしたが、公的サービス整備の必要性を感じる事案です。
県議会では12月に我が国で初めて「電話リレーサービス事業の公的制度の創設を求める意見書」を全会一致で採択。先日菅義偉内閣官房長官に意見書を手渡しました。早速、総務省にワーキンググループが設置され検討がはじまった所です。
今後も菅官房長官と創設に向けて連携してまいります。
デフリンピック
障害の有無にかかわらず誰もがスポーツに親しめるよう、超党派の県議による「県議会ユニバーサルスポーツ振興議員連盟」が発足し、事務局長に就任しました。
障害者スポーツではパラリンピックがありますが、聴覚障害者のための「デフリンピック」という大会もあります。これを知るための「デフリンピックフェスティバル」が3月2日(土)午後1時から5時まで、そごう横浜店9階の新都市ホールで開かれます。元柔道金メダリストの井上康生氏や、西区在住のデフリンピック自転車競技メダリストの早瀬久美さんも参加されます。ぜひ障害者スポーツを知る機会に訪れてみてはいかがでしょうか。
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