中区予算案は、安全・安心なまちづくりを重視しつつ、地域のにぎわい創出と多文化共生に資する事業に注力する。
大岡川および周辺地域における水上活動体験の実施やラグビーW杯などで訪れる外国人来街者にも中区の魅力を知ってもらおうと外国語版のマップをホームページ専用で作成。それらにより関内・関外エリアの回遊性向上をめざす。また本牧地区では地域主体の取組が広がっているとして、活動支援や地域の担い手育成に予算を付けた。
自治会町内会活動の支援も盛り込む。地域ごとの特徴をカルテ化して客観的に状況把握をすることで、加入促進などにつなげる。
外国人、地域の担い手に
外国人の増加が見込まれる社会動向を踏まえた多文化共生・交流の事業も柱の1つ。
地域のニーズをヒアリングし、外国人との連携を模索するとともに外国にルーツを持つ若者の生活面や学習面の相談・支援を行う居場所づくりを掲げた。これらの施策により外国人が地域の担い手になることを期待する。
昨年末に発足した中区の「子ども食堂ネットワーク」。個々の活動の継続・活性化を図るため、定例会の開催や情報共有、また子どもの生活実態やニーズの把握などにも初めて予算を付けた。
防災面では、体験・体感型の減災行動啓発事業(18年度)が好評だったことから、その取組を拡充。デジタル簡易無線の活用など新たな災害対策事業も盛り込んだ。
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