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横浜マリンタワー 改修工事で4月から休館 2022年春に再開予定

経済

掲載号:2019年3月7日号

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 横浜マリンタワーが改修工事のため、4月から休館する。鉄塔の保全や空調の工事などを行い、再開は3年後の2022年4月を予定。同タワーでは3月31日まで、ゆかりのアーティストが同タワーとの思い出を語るムービーを公開するなど、休館直前イベントを実施している。

 横浜マリンタワーは高さ106mで、91mと88m地点に展望フロアを持つ。下層1〜4階は、レストランやホールのほか、横浜の文化・歴史に関する資料などを展示。また、クレイジーケンバンドの横山剣さんが名誉館長を務めるなど、横浜を代表するアーティストらの関わりも多く横浜のシンボル的な施設だ。

 同タワーは1961年に誕生。開港100周年記念事業のなかで、市民の発意によって建設が計画され、58年に運営会社の横浜展望塔(株)が設立された。市文化観光局MICE振興部観光振興課によると、89年の横浜博覧会を機に来場客数が増え、91年には展望フロアに訪れた人は100万人に達したという。

営業終了乗り越え

 横浜のシンボルタワーとして市民に愛されてきたが、老朽化などの理由から2006年12月に運営会社が営業を終了。07年1月に横浜市が開港150周年に向けた再生を目的に同タワーを取得。改修工事を経て09年5月に再スタートとなった。それ以降、市は運営事業者に不動産事業を手掛けるリスト(株)と飲食事業を展開する(株)ゼットンを選定。同タワーは灯台の機能も持っていたが、08年に廃止している。

 リニューアルから10年目を迎え、運営事業者の契約が3月末で終了することもあり、4月より改修工事に入る。主な工事は鉄塔の塗装劣化や空調の更新、エレベーターの点検など。当初は1年ほどで工事が完了する予定だったが、鉄塔の過度な劣化や鉛などの有害物質を取り除く作業が必要なため3年まで工期が延びた。機能保全を目的としているため、外観のデザインなどは変更しない予定だ。

休館直前イベントも

 3年後の再開では、引き続き両社を運営事業者に選定。横浜市の「ガーデンシティ」構想と連動した緑化や、観光情報拠点の設置などが提案されている。同課の鳥丸雅司集客推進担当課長は「3年後、横浜本来の風景としてマリンタワーが、横浜のシンボルとして地域の人や観光客に愛され、にぎわう施設を目指していきたい」と意気込む。

 同タワーでは、3月31日まで休館直前イベントを開催。横山剣さんやゆずなどがタワーの思い出を語るメッセージムービーを公開するほか、25日から31日まで展望フロアの入場料が半額となる。
 

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