震災発生時、現場では消防・消防団・警察の連携が不可欠に―。この3機関の連携強化を目的に、西区では合同震災対策訓練が1月末に西消防署で行われた。
これまでも西消防署と西消防団との合同訓練は行われてきたが、災害時には警察との連携も必要なことから、昨年初めて戸部警察署を含む3機関合同の訓練を実施した。
震度7以上の大規模地震を想定。建物の倒壊や被災車両において救助を求める人が多数発生し、木造密集区域では延焼火災が多発している状況とした。その中で、消防団員と消防職員による情報伝達に関わる訓練や災害シミュレーションとして戸部署と消防団による「車両破壊工作・救出訓練」「倒壊建物からの救出訓練」、消防団による「狭あい道路を想定したホース延長訓練」も行われた。
西消防署では「顔の見える関係が、いざという時に重要」と合同訓練の意義を語る。今後も3機関による訓練を実施していく方針だ。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|