みなとみらい本町小学校(小正和彦校長)の3年生27人が3月5日、横浜MM21ロータリークラブ(RC/安藤匡会長)と共同で臨港パーク内に桜の植樹を行った。
同RCは、昨年の秋ごろから臨港パークで桜の植樹を行っており、今回で2回目。ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルを例会場としていることから「まずは目の前にある公園の自然を豊かにしたい」と植樹に至ったという。昨年植樹した桜は開花が早い河津桜のため、植樹した5日には花をつけていた。
同小学校の3年2組(赤岡鉄矢教諭)は、総合学習の時間で街の環境や自然をテーマに学習を行っており、NPO法人美しい港町横濱をつくる会の清掃活動への参加や、ごみ拾いアプリを活用しながら街の美化活動を行っている。今回の植樹は、桜の植樹を通して小学生に地元で思い出作りをしてほしい同RCの方針と同小3年生の学習テーマが合致し、実現したものだ。赤岡教諭は「桜の植樹も街の環境美化の一環。子どもたちが街の多くの人と出会い、共に活動することで街に愛着を持って欲しい」と話す。
当日は、同小の児童が、総合学習で取り組んでいる活動について同RCのメンバーへ発表した後、RC会員で庭園管理や造園工事を行う衆芳園の西田太郎代表の指示で6カ所に分かれ、植樹を開始。スコップと水を用意し苗木の根の部分が入るまでスコップで穴を掘り、水を入れて土と混ぜ粘土状にしたあと、苗木を入れ土を被せた。
参加した児童は「元気に花が咲いたら嬉しい。花が咲くまでお世話を頑張りたい」と意気込む。安藤会長は「桜の植樹をしたことを忘れないでいてほしい。10年後にまた花見に来てください」と呼びかけた。
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