日本語支援拠点「ひまわり」=中区山田町=で外国籍・外国につながる新小学1年生とその保護者を対象とした就学前教室が3月2日と9日の2日間にわたり開催された。
この就学前教室「さくら教室」は昨年に引き続き2回目。日本の学校生活に理解を深めてもらおうと市教育委員会が主催した。
子ども向けにはあいさつの練習や折り紙など日本語や文化にふれる内容。保護者には夏・冬の休みなどの年間スケジュールから授業参観、避難訓練などの行事、また装飾品禁止など学校生活のルール説明が行われた。
また、英語や中国語をはじめベトナム、ポルトガル、ロシア、ネパールなど10カ国語の通訳を配置。教室では講師の説明に熱心に耳を傾ける保護者の姿がみられた。
今回の「さくら教室」は、各小学校で実施された入学前の説明会などで周知された。教育委員会国際教育課によると来日間もない家族も多く、言葉の壁により説明会で理解が進まなかった保護者らが参加したという。
市内の外国人人口は2月末現在で約9万8千人。このうち、中区内の同人口は全体の約17%を占める。
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