トロンプルイユ(写実的なだまし絵)をテーマにした特別展「トロンプルイユの現在(いま)2019」が、横浜本牧絵画館=中区本牧元町40の7=で4月20日から始まった。
同館は欧州でトロンプルイユの先駆者として活躍した、本牧ゆかりの画家・岩田榮吉の作品を中心に展示している。
5人の作家が
今回の特別展は、岩田を含む5人の作家の作品を展示。岩田の弟子の故・城戸義郎や、現在活躍する作家から池田誠史、鳥越一穂、山本大也の3氏の絵を揃えた。西洋の影響が色濃い岩田の作品から、ガムの箱にキャンバスを挿入し包み紙を描いたものなど、25点のさまざまな「だまし絵」を鑑賞できる。
同館の武田由隆館長は「トロンプルイユの絵は絵の技術が高くないと描けない。決してメジャーでなかったトロンプルイユが進化していった過程をぜひ知っていただければ」と話す。
会期は7月21日(日)まで。毎週火曜日休館。問い合わせは同館【電話】045・629・1150へ。
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