「ニューグランドらしさを追求した」と焼立てのパンを手に、製パン担当の原田さん＝ホテルベーカリー工房にて
ホテルニューグランドの本館１階コーヒーハウス「ザ・カフェ」で５月７日から、ホテルメイドパンの販売が開始された。
自社製パンの販売は初めてで、今まで朝食ブッフェのみで提供していた食パンやクロワッサンに加え、フランスパンなど計４種類を販売。今年３月にホテル前のマンションの一室にベーカリー工房を新設、供給体制が整ったことから販売を始めた。目指したのは流行りのパンではなく「手作りで安心して食べられるパン。毎日食べられる飽きのこない味」と同ホテル。試行錯誤を繰り返し完成したパンは「ニューグランドらしいパン」と、早くも常連客から好評だ。
製パン担当の原田泰之さんは、元々は同ホテルのパティシエとして25年間製菓を担当。自社製カスタードを練りこんだシナモンロールなどが人気なのも頷ける。「『あのパンが食べたいからニューグランドに行こう』とお客様に思ってもらえる商品にできたら」と原田さん。カフェで販売するパン以外も並ぶ朝食ブッフェもおすすめだという。
販売は毎日午前11時30分から。問合せは【電話】０４５・６８１・１８４１。
名物ナポリタンとのコラボパンも
５月25日・26日に開催される「横浜セントラルタウンフェスティバル」メイン会場・山下公園の銘店フードコートで、自社製パンに同ホテル発祥のナポリタンをはさんだ「ナポパン」（５百円）を両日１００食限定で販売。
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