インタビューに答える横山氏
横浜市会は５月17日に本会議を開き、新議長に青葉区選出の横山正人氏（自民・７期）、副議長に金沢区選出の谷田部孝一氏（立国・８期）をそれぞれ選んだ。
就任後、本紙のインタビューに応じた横山氏は「平成から令和に元号が変わり、また横浜市政１３０年という節目に議長という重責を担うことに身の引き締まる思い」と心境を語り、「これから横浜市も人口減少期に入り、都市経営も難しい舵取りを迫られる。まずは昨年度決定した『横浜市中期４か年計画』を着実に実行し、将来も持続的に発展できるよう、議会としても力を尽くしていきたい」と述べた。
また、来年の市庁舎移転で本会議場の傍聴席が現在の倍に増えることなどに触れ、「市会をより身近な存在に感じてもらえるよう、もっと努力していきたい」と力強く語った。
「『まさか自分が』という心境で、青天の霹靂」と谷田部氏。議会運営では「一人ひとりが市民のニーズをしっかり吸い上げ、連携して条例など政策を立案、実行することが大切。二元代表制の一翼を担う議会としての役割をしっかりと果たしていきたい」と語る。
今年は横浜でラグビーＷ杯決勝戦やアフリカ開発会議の開催など注目も集まる。「議長を支え、公平・公正で円滑な議会運営を行い、市の発展のために会派を越えて頑張りたい」と話した。
就任の心境を語る谷田部氏
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