中区・西区版 掲載号:2019年5月30日号 エリアトップへ

JR横浜駅 テロ災害想定し訓練 西消防署など多機関で連携

社会

掲載号:2019年5月30日号

  • LINE
  • hatena
救護活動を行うDMATと消防隊
救護活動を行うDMATと消防隊

 西消防署(宮川淳一署長)など消防・警察・医療機関など117人が5月24日、JR横浜駅のホームと車両を利用し、テロ災害に対応する合同訓練を行った。テロリストがホーム上で刃物を振り回し可燃物に火をつけ、負傷者と火災が発生していることを想定。各機関が連携して対応した。

 1日の乗車人員が42万人を超えるJR横浜駅。今後、ラグビーワールドカップや東京オリンピックなど国際的な大規模イベントが開催されるため、さらに利用者が多くなることが見込まれている。そこで、西消防署が人の利用が集中する同駅で大規模テロ災害を想定した訓練の必要性を感じ、各機関への呼びかけと東日本旅客鉄道(株)に訓練場所の確保並びに車両の利用を依頼し開催に至った。

 合同訓練は同消防署・消防団をはじめ、戸部警察署、東日本旅客鉄道(株)横浜駅、けいゆう病院、鉄道警察隊の5機関と横浜新都市センターなどの民間事業者が参加。同病院からは専門的な訓練を受け、災害発生直後から活動できる医療チーム「DMAT」が加わった。

 訓練では、ホーム上で刃物を振り回しながら暴れるテロリストの動きをJR職員がさすまたで封じ、乗客の避難を誘導。警察隊が到着し、テロリストを確保したが、電車内から仲間のテロリストが登場し、可燃物に放火。警察隊が電車内でテロリストを取り押さえ、消防隊が初期消火にあたった。

 ホーム上には、負傷した人が数人倒れている状況で同消防署の救急隊と消防団が負傷者の容態を確認しながら色別(重い容態から赤、黄、緑の順)に把握するトリアージを行った。負傷者を救護場所へ運び、赤いシートに運ばれた負傷者から順番にDMATが応急救護活動を行ったところで訓練が終了した。

 訓練後、宮川署長は「多機関の連携は訓練をしないと課題が見えない。この経験を大規模イベントの際の災害対応へ活かしていきたい」と話した。
 

中区・西区版のトップニュース最新6

女性団員、連携し定期訓練

中区3消防団

女性団員、連携し定期訓練 社会

日中の対応力向上に

1月28日号

地域住民集う「菜園」に

地域住民集う「菜園」に 社会

浅間町に新たな交流拠点

1月28日号

野毛大道芸 新たな形で

野毛大道芸 新たな形で 文化

屋内で人数制限し、開催

1月21日号

宿館屋上でグランピング

寿地区

宿館屋上でグランピング 経済

新たな魅力創出に

1月21日号

3館合同で初の作品展

本牧原

3館合同で初の作品展 コミュニティ社会

コロナ禍 活動発表の場に

1月14日号

200カ所以上で減収

指定管理施設

200カ所以上で減収 経済

市、一部補助も

1月14日号

あっとほーむデスク

  • あっとほーむデスク

    1月7日12:21更新

  • 1月1日0:00更新

  • 10月15日0:00更新

中区・西区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

中区・西区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年1月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク