「ひざ痛の治療と予防」をテーマにした西区役所主催の講演会が5月29日、西公会堂で開かれた。
これは西区の介護予防普及啓発事業の一環。定員の100人が募集開始から2日で満席になるほど、区民からも高い関心が寄せられていた。
講師を務めたのは区内にあるプライムコーストみなとみらいクリニックの院長・野本聡さん。野本院長は済生会横浜市東部病院=鶴見区=の整形外科部長時代、鶴見区でのひざ痛対策事業に参画。予防体操の考案にかかわった経験がある。
講演では変形性膝関節症のメカニズムや症状の説明のほか、各種治療に対する国内外での評価の違い、最新の治療法などを紹介した。
野本院長は「変形性膝関節症は圧倒的に女性が多い疾患。まずはロコモ(筋肉、関節など運動器の障害)にならないことが大事です」と訴えた。
西区では今後、関連講座として7月と9月に「ひざ痛予防体操講座」を開催し、寝たきりや要介護にならない健康寿命の延伸をめざす。
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