ミナトの仕事に生涯を捧げた港湾労働者の御霊を供養する「横浜港港湾労働者供養祭」が5月31日に象の鼻パーク内にある供養塔の前で行われた。
横浜港運協会と横浜港湾福利厚生協会の共催で毎年6月2日の開港記念日に港湾関係者で行っていたが、開港160周年の今年は市民へも参列を呼びかけ、来賓や港湾関係者、市民ら約600人が献花に訪れた。
式典では黙とうの後、横浜港運協会の藤木幸夫会長が「さよなら」や「気をつけろよ」などの言葉は横浜港では使わず、「ご安全に」が合言葉になったと話し、「口に出して仲間を思いながら安全な横浜港を作っていこう」と呼び掛けた。その後、花輪の奉納や献花を行った。
供養塔は1974年に建立。2009年に開港150周年を記念し、今の地に移設された。現在は2916柱の御霊が合祀されている。
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