神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中区・西区版 公開:2019年7月25日 エリアトップへ

南区六ツ川 こども植物園が40年 1千種の草花揃う

社会

公開:2019年7月25日

  • LINE
  • hatena
開園当時(上)と現在のバラ園(下)=同園提供
開園当時(上)と現在のバラ園(下)=同園提供

 横浜市こども植物園(南区六ツ川3の122、松本保典園長)がこのほど開園40周年を迎えた。

 同園は1979年、国際児童年を記念して開園した市内唯一の植物園。植物遺伝学者である木原均博士(1893〜1986)の研究所の敷地約7割と建物が市に譲渡され、創設された。木原博士は日本で初めて「種なしスイカ」を発明するなど、様々な研究成果が知られている。

 広さは約3ヘクタール(公開面積2・6ヘクタール)で、バラや野草、竹、薬草の各園のほか、ブドウやウメ、モモなど22種、カキは95品種130本を展示する全国で唯一の果物園がある。

 平日は高齢者、週末は家族連れを中心に、年間約3万5千人が訪れ、これまでに延べ約14万人が来場している。現在は、指定管理者として横浜市緑の協会が管理・運営する。

 同園では花や緑の育成に関する講座を開いてきた。これまでに「虫よけスプレーづくり」など親しみやすいものから、「実を大きくするにはどうしたらいいか」や草花の病気対策などの相談を受ける「緑の相談所」、幼稚園や小学校での出張指導、理科教材のマニュアル作成を教諭と共同で行うなど、市民の緑化活動を支援している。

8月まで記念展示

 同園では40周年を記念し、過去の写真やパネルなどの記念展示を8月25日まで行っている。8月17日にはパンコムギに関する映画の上映と種なしスイカの試食会を行うなど、木原博士の功績も紹介する。

 同園側は「市内でもまだ知らない方もいるので、多くの方に知っていただけるようにしたい」とし、今後も市内唯一の植物園として、魅力的な草花の展示や講座を通して存在を広めていく方針だ。

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

中区・西区・南区版のローカルニュース最新6

婚礼ドレス 華やかに

婚礼ドレス 華やかに

中区の店舗で新作ショー

4月25日

全国大会で準優勝

みなと総合高校チアダンス部

全国大会で準優勝

4月25日

お金の大切さ 子どもに

横浜幸銀信用組合

お金の大切さ 子どもに

オリジナル冊子を制作

4月25日

大型客船4隻 同時着岸

大型客船4隻 同時着岸

 横浜港 月2回は日本初

4月25日

新たに8件をME-BYO BRANDに認定

【Web限定記事】

新たに8件をME-BYO BRANDに認定

神奈川県がME-BYO BRAND認定証授与式を開催

4月25日

神奈川版が発売

地球の歩き方

神奈川版が発売

全33市町村網羅532ページ

4月25日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月21日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

中区・西区・南区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

ハープで名曲奏でる

みなとみらいホール

ハープで名曲奏でる 三浦市文化

4月27日にコンサート

4月27日~4月27日

中区・西区・南区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

中区・西区・南区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook