地域の安心・安全に取り組んでいる「初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会」は7月27日、京浜急行線の高架下の落書きを消す作業を行った。
これは、毎月27日に同協議会が実施している防犯パトロールおよび清掃活動の一環。落書き消しは不定期に行われている。
当日は地域住民を中心とした同協議会をはじめ、市都市整備局や文化観光局、水道局、中区役所、また県警本部、伊勢佐木警察署、東小学校に黄金町で活動するアーティストなど計30人以上が参加した。
同協議会の伊藤哲夫会長は開始にあたり「防犯が第一」と気を引き締めていた。同メンバーの成岡定敏さんは「落書きがあると新しい落書きが増える。早いところ消さないと」と話していた。
終了後、伊勢佐木警察署の柳博泰生活安全担当次長は、一つの落書きが他の犯罪を誘発する「窓割れ理論」を紹介し、日頃から地域と関係機関が連携する今回の取り組みの重要性を評価していた。
落書きを消した鋼板には、子どもたちによる一辺40cmのアート作品を飾り付ける予定。そのアート制作ワークショップが8月22日に開催されるにあたり、担当するNPO法人黄金町エリアマネジメントセンターでは参加者を募集(8月13日から先着順20人程度)。問い合わせは同センター【電話】045・261・5467。
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