横浜市が行う「打ち水大作戦」が今年も始まった。7月26日には横浜媽祖廟で「打ち水はじめ式」が行われ、地元中区の竹前大区長や横浜中華街発展会の高橋伸昌理事長をはじめ、市とともに山梨県の道志水源林の保全に取り組む企業の代表者らが参加した。
この日は30度を超える真夏日。山隈隆弘市水道局長はあいさつの中で「今日は打ち水日和。打ち水には温度を下げる以外に場を清めお客様を迎える意味もある。心を込めて打ち水を」と呼び掛けた。
同作戦は雨水や風呂の残り湯などの二次利用水を用いて打ち水を行い、その気化熱で地表の温度を下げる地球温暖化対策の取り組みのこと。NPO法人日本水フォーラム打ち水大作戦本部が2003年から全国に実施を呼びかけ、その輪を広げている。横浜市では11年前から実施。
はじめ式の後に中華街大通りで市民や観光客など約250人が打ち水を行うと42度あった地表温度が36度に下がり、参加者から拍手が起きた。打ち水大作戦は8月8日に中区の横浜アイランドタワー、17日に都筑区のモザイクモール港北でも実施。
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