中区本牧和田で発生した火災で逃げ遅れた2人の子どもを救助したとして、中消防署(太田孝署長)は9月7日、本牧和田祭礼委員会(新井勘委員長)に感謝状を贈呈した。
火災は8月2日午後4時ごろに本牧和田にある2階建ての住宅で発生した。近くでは、本牧神社で神事「お馬流し」が執り行われている最中だった。
同委員会は、火災の発生に気づくと、神社の子どもたちを避難させた。そのとき、火災現場で2人の子どもが火災から逃げ遅れているとの情報を聞き、数人の大人が現場へ向かった。
2人の子どもには、ベランダに干してあった布団を地上に落とし、布団の上に飛び降りるよう指示。飛び降りた子ども1人を5人の大人が布団で受け止めた。もう1人は、神社から持ってきた梯子で救出。子ども2人とも、けがはなかった。
感謝状贈呈式には、新井委員長をはじめ、総代の橋本勇次さん、羽鳥裕久さん、伊波俊之助さんが出席した。新井委員長は「火災現場に子どもがいると聞いたので、何とかしないといけないと感じた大人たちの当然の行動です。感謝状をいただくことができ、素直に嬉しいです」と話した。
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