カジノを含むIR(統合型リゾート)の誘致へ向けた本格的な準備費用として2億6千万円が盛り込まれた横浜市一般会計補正予算案が9月20日の市会本会議で可決、成立した。
予算には国に申請するIR区域整備計画の検討や準備のために、専門業者に分析や調査を依頼する7700万円のほか、ギャンブル依存症の実態調査費3千万円、18区で行う市民説明会や「広報よこはま」の作成などに充てる3千万円などが含まれている。
本会議の前に予算案を審議した政策・総務・財政常任委員会では、立憲・国民フォーラムと共産党、無所属の議員から「市民への説明もなく、誘致表明をするのはおかしい」などの反対意見が出た。自民党・無所属の会は予算案に賛成、公明党は治安対策やギャンブル依存症対策の徹底などを求める付帯意見を出した。付帯意見付きの案に自民、公明が賛成し、本会議に送られた。
20日の本会議では予算案に自民、公明が賛成、立憲・国民、共産、無所属、神奈川ネットが反対。可決、成立すると、傍聴席からヤジが飛び、騒然とした雰囲気になった。
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