京浜急行線日ノ出町駅から黄金町駅の高架下一帯を会場としたアートフェスティバルが行われている。11月4日まで。
これはNPO法人黄金町エリアマネジメントセンターが主体となって毎年開催している「黄金町バザール」。今年は「ニュー・メナジェリー」という概念をテーマに、アジアを中心とした8カ国15組のアーティストが滞在制作した絵画、彫刻、映像などの作品が各所で展示、発表されている。
メナジェリーとは、中世ヨーロッパにおいて、貴族が動物を集めて公開したことを表す言葉で動物園の起源とされる。同センターでは観賞対象となる動物をアーティストに見立て、改めて「見る側と見られる側の関係を考えてみよう」という視点からテーマを設定した。
多様性を体感
展示されている作品は多彩。大岡川の旭橋近くの日ノ出スタジオでは「アートのまち」へと変化してきた黄金町の変化の過程を表現したアニメーション作品を発表、また会場中央に位置する「かいだん広場」では音の演出によるアート作品や黄金町駅近くの高架下広場では、滝のある人工庭園が出現し来場者の憩いの場となっている。
開催は午前11時〜午後6時で月曜(祝日の場合、火曜)休場。会期中フリーパスのチケットは700円(高校生以下無料)。チケットは日ノ出スタジオなどで購入できる。
会場近隣の飲食や雑貨、映画館、薬局など41カ所でチケットを提示するとさまざまな特典があるクーポン機能もある。
主催は同センターと初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会。横浜市の共催。問い合わせは同センター【電話】045・261・5467。
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