象の鼻テラスは9月28日、「手で記憶を残す」をテーマに台湾出身アーティストのリウ・チーホンさんと横浜でアーティスト活動を行う山本アンディ彩果さんが登壇し、トークイベントを行った。
同イベントは、世界の港湾都市を文化で繋ぐ「ポート・ジャーニー・プロジェクト」の一環。リウさんは、2019年8月下旬から10月初旬まで横浜に滞在し、横浜の音を抽象化した作品を制作。同テラス内で「Monochrome」展を開き、その報告を行った。
山本さんは、認知症の祖父と2人で暮らすなかで「砂糖漬け」の技法を用いて、記憶の在り方について考察する作品を手掛けたことをきっかけに、台湾の高雄でもそこで感じた「記憶」を砂糖漬けにした作品を制作。同イベントでは、医師であり批評家の太田充胤氏も登壇。「対象物を砂糖漬けしていく過程が新たなコミュニケーションを生むきっかけになること」などを確認しあった。
山本さんの作品展は10月28日から11月17日まで同テラス内で実施を予定している。
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