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中区・西区版 公開:2019年10月31日 エリアトップへ

創業130周年を迎えた生花店「花松」の5代目を務める 横山 慶子さん 中区曙町在勤 65歳

公開:2019年10月31日

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人生の節目に花で寄り添う

 ○…代表を務める「花松」は1889年創業。横浜で最初に日本花を扱う生花店として中区相生町に開業した。2018年2月に夫を亡くしてから、店を切り盛りすることになり1年半ほどが経った。「お客さんや働く仲間に元気をもらい、続けられている。この1年半で130年の歴史を引き継いでいく決心がつきました」と話す。

 ○…大阪で生まれ、中学3年のときに父親の転勤を機に神奈川へ。大学卒業後、総合商社に就職した。旅行会社が企画したスキーツアーに参加したときに花松4代目の俊一さんと出会った。花屋を手伝うようになったのは子育てが落ち着いた頃。「花嫁修業で生け花をやっていたのが役に立ちました」と笑顔。街でも有名な「おしどり夫婦」として店頭に立った。

 ○…「こんにちは、お墓参りですね」とあいさつ。すぐさま「少し長めに切って包んであげて」とスタッフに指示を出す――。「お得意さんには、会話がなくても求めるものをすぐ出せるようにしています」。130年培ってきた縁は深い。創業時から付き合いがある学校や企業、個人までさまざまな場面を花で装飾し、その時々の節目に寄り添ってきた。「そんな人生の節目に立ち会えるのが花屋さんの醍醐味ですね」と魅力を語る。

 ○…南区にある家と店舗を往復する日々を過ごす。最近スタッフの助言でスポーツジムに通い始めた。「店舗と家を往復するなかでジムに寄ることで心にゆとりが持てるようになりました」と話す。4代目が主宰していたアレジメント教室を引き継ぎ、11月1日からは作品展を大さん橋のギャラリーで開く。「『花が好き』という思いで集まった生徒たちの作品展。モノクロと極採色をテーマにしたアレジメントをお楽しみください」

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