「SDGs」という概念を知ったのは1年ほど前。その趣旨に賛同し県パートナーに応募した。
音楽や芸術を媒介に子どもたちの笑顔を増やしたいと活動してきたことから、「子どもの芸術体験」をはじめとしたSDGsの6項目に該当した。現在、アーティスト57人が登録、地域に寄り添った本格クラシック音楽によるコンサートなどを開いている。また海外のアーティストによる被災地でのワークショップや国際教育音楽祭の共同制作も手掛ける。2011年の発足当初から被災地へ音楽と手作り菓子を届ける活動を継続しており、地域の活性化に取り組んでいる。
今後はこのパートナーに登録した企業や団体とのつながりを深め刺激を得ることで、活動の幅を広げていきたいとしている。理事長の厚地美香子さんは「SDGsの各項目に取り組むことで、企業や団体の社会的責任が果たされる社会になれば」と期待する。
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