県内公営住宅の管理業務などを行う(一社)かながわ土地建物保全協会。パートナー企業登録のきっかけは今年の1月。ISO認証の更新の際、SDGsへの取組みを薦められた。「住宅保全の業務そのものが、持続可能性を追求するSDGsの考えに近いのでは」と 5月には組織内に事務局を設置。従来の事業をSDGs17の目標のうち10項目に落とし込んだ職員向け指針「ほぜんSDGs」を作成した。
指針では地域経済、地域社会、組織内外のあらゆる環境といった3つの項目への貢献を掲げ、適切な工事発注や一人暮らし高齢者の見守り活動など、具体的な取り組みを明記した。
就任3年目の菅家龍一会長は「会社全体で取り組むことで社会貢献への意識が芽生えた。公営住宅の指定管理業務として、住んでいる方からも『ほぜんさんで良かった』と思われる提案をしていきたい」とした。
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