市政リポート㊳ 港都横浜を持続可能な幸都・横浜に
2030年の達成をめざし国連が定めた持続可能な開発のための目標(SDGs)は、社会・経済・環境の課題を総合的に解決しようとするものです。
横浜市は2018年に国から、その大都市モデルを構築すべく「SDGs未来都市」に選定され、昨年「ヨコハマSDGsデザインセンター」を開設。官民協働での課題解決に挑戦しはじめました。
SDGs啓発イベントを開催
例えば話題の海洋プラスチック問題も、市民一人ひとりの行動変化にはまだ至っていないことに危機感を持ち、昨年11月23・24の両日「みなとまち食のEARTH Fes〜ここからはじまるSDGs〜」と題する啓発イベントをヨコハマSDGsデザインセンターの共催で行いました。食のイベントに付き物の使い捨てプラスチック容器を使わず、道志村の水源林間伐材から作った木製ストローの頒布や生物分解性レジ袋の使用、また食品ロス削減のため未開封食材を物々交換する「ハマのおすそ分け」を実施するなど主催者の一般社団法人・関内活性会と関係者の意欲と工夫にあふれた催しとなりました。
出店した飲食店経営者も、事業の中で取り組むべきSDGsの「次の一手」はどうあるべきかを考える良い機会となった、と口々に語っていました。
プラによる海汚染なくせ
海水内で砕けたプラスチックや、下水処理しても流れ出てしまうほど小さいプラスチックビーズ(スクラブ)による海洋汚染が深刻であると判ってきました。
港を身近に感じながら暮らす・働く私たちは、街なかに舞うプラゴミをなくし、スクラブ入り製品は売らない・買わないようにすることができます。便利さや快適さを享受するばかりでなく、未来の市民に恥じない横浜の姿を追及して参りたいと思います。
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