(一社)横浜青年会議所(横浜JC)の第68代理事長を務めた野並晃さん(38歳/(株)崎陽軒専務取締役)がこのほど、(公社)日本青年会議所(日本JC)の副会頭に就任した。全国692の会議所が会員となる日本JCの副会頭を務めるにあたり1年間活動する抱負を聞いた。
――副会頭の就任が決まったときの気持ちを教えてください。
副会頭の要請は昨年7月にいただきました。「なりたい」という想いだけでは就ける役職ではないので、この機会をチャンスだと捉え、自分自身の新しいチャレンジの場として活動していきたいと考えています。
――日本JCではどんな役割を担いますか。
今年は「全ての人びとが笑顔で生きがいを持てる国 日本の創造」を基本理念に「真実一路 軌跡を紡ぎ、奇跡を起こそう!」のスローガンで活動します。その中で、私は国家の課題解決にチャレンジするグループのまとめ役として活動します。具体的には、人口政策推進会議や総活躍社会確立委員会など今日本で課題となっている7つの議題を掲げ、国の政策を担う方々と議論し、解決にむけてアクションを起こしていきます。
――昨年は横浜JCの第68代理事長として活動されましたが。
横浜JCでは、会員一人一人が当事者意識を持って企画を考え、アクションを起こす「考動」をテーマに1年間活動させていただきました。横浜橋通商店街=南区=で取り組んだキャッシュレス決済の推進をはじめ、ナイトタイムエコノミーの活性化に向けた活動として横浜成田山や野毛柳通りを会場としたイベント開催など、熱心な会員の取り組みや地域の方々のご協力に支えられ、新たな挑戦ができました。
――今年は横浜で世界会議が開かれます。
世界の国と地域から国際青年会議所に所属する会員約1万人が横浜に集まる大きなイベントです。日本の文化を発信するのはもちろん、各国の交流が生まれる貴重な機会です。横浜JCと一緒に、地元横浜から日本の魅力を届け、世界の皆様に喜んでいただける会議にしていきたいです。
――最後にこの1年の抱負を。
32歳のときからJCで活動してきましたが、本業である崎陽軒では、人脈や考え方が生きる部分がたくさんあります。そして自身の成長にも繋がります。いただいた機会を最大限に生かし、日本の社会に貢献できるような成果を残せる1年にしていきたいです。
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