企画展「写真と模型でよみがえる横浜市電」が2月29日、中区役所別館1階で開催される。午後1時〜4時。入場無料。
この取り組みは、1972年に全廃された横浜市電に関する調査、研究などを行う愛好会「しでんの学校」(大西智樹代表)が会場のなか区民活動センターの協力を得て主催するもの。当日は、市電沿線の定点写真で今昔を比較する解説付きパネルを約30点展示。目玉は「ビールも運んだ路面電車〜山手にあった謎の引込線〜」だ。元町付近で市電からビールを積み下ろす写真が残されており、ビールを運んでいたのは確か。現在の北方小学校にあったキリンビールの工場からビールを積み出すために「上台集会所付近に引込線があったのでは」と大西さんは推測する。
そのほかにもデジタル「しでんマップ」も公開。また、手づくりの市電模型が会場を走行する。大西さんは「市電を知らない世代にもぜひ訪れてほしい」と来場を呼び掛けている。
中区・西区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
80周年記念事業で地域のつながりを3月28日 |
|
<PR>