2019年度の「中区区民意識調査」の結果がこのほど発表された。調査は9項目で多文化共生と地域福祉が重要調査項目として実施された。
外国人増加に関する意見について、「自然な傾向である」とする人が8割を超え、18〜29歳では9割以上となった。一方で「治安が悪化する恐れがあり不安」とする人は6割超、「生活のマナーやルールが守られなくなる」とした人は7割を超えている。外国人に尋ねた日本のルール・習慣について知りたいことについては「日本の風習・伝統文化」が4割と一番多く、「ごみの出し方」が3割近くに上った。日本人への調査で外国人に知ってほしいことについては「ごみの出し方」が6割、「音や声の大きさの配慮」は5割だった。
不干渉、さばさばで暮らしやすいが7割
地域福祉の分野では、隣近所との付き合いについて「互いに干渉しあわず、さばさばしていて暮らしやすい」と感じている人が7割を超えた。また隣近所と「道で会えばあいさつぐらいする」は5割を超える一方で、「顔もよく知らない」は15%、賃貸居住者では3割となった。
調査は中区内居住の18歳以上で住民基本台帳から無作為抽出した4千人(外国籍500人含む)を対象に昨年7月18日〜8月9日に実施。有効回収数1325件(内、外国籍83件)で有効回収率33・1%。報告書は中区のHPで確認できる。
|
<PR>
中区・西区・南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>