今年度創立90周年を迎えた中区の間門小学校(高木伸之校長)。「地域の人たちや卒業生にも90周年を祝ってほしい」と、児童考案の練り切りが地元和菓子店・喜月堂の協力を得て3月6日の1日限定で、喜月堂間門店において販売される。
練り切りは上生菓子の一種。着色や細工を行い、味だけでなく見た目でも楽しめるのが特徴。
デザインを考案したのは同校6年1組の児童たち。同クラスでは総合学習の授業で和菓子について勉強。喜月堂の社長が和菓子の種類について授業を行ったほか、実際に店舗で上生菓子づくりの体験もした。
こうした中で、1月に行われた90周年の式典時に参加者に配布される練り切りのデザインを児童らが考えることに。児童たちからのアイデアを喜月堂の職人がアレンジし、オリジナルの練り切りが完成した。
水族館や森をイメージ
デザインのベースは緑と青。同校併設の間門の森や水族館をイメージしている。その上には「希望・自由・元気・挑戦・友情」の5つのスローガンをあしらった短冊と、90周年を祝う花がデザインされている。同店で通常販売する練り切りよりも、少し大きいサイズになる。
より多くの人に90周年を知ってほしいという児童たちの思いから、今回1日限りの店頭販売を行うことになった。同クラスでは販売を知らせるポスターを自作。学区内の自治会・町内会長に依頼し、地域での掲示や回覧をお願いした。販売の実現に児童からは「90周年を多くの人に知らせることができてとてもうれしい」「珍しいことなので大事にしたい」という声が上がっている。
販売は3月6日
喜月堂では近隣の学校行事の際、校章の焼印が入ったどら焼きや饅頭を製作することはあるが、今回のような学校とコラボしたオリジナル商品は初めて。販売は3月6日の1日限定。喜月堂の間門店=中区本牧間門24の2=のみでの販売。90周年にちなみ限定90個で、価格は税込453円。
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