横浜第2地方合同庁舎=北仲通=でこのほど、玄関と2階エレベーター前に花飾りが出現した。農林水産省が進める「花いっぱいプロジェクト」の一環で創業130周年を迎えた生花店花松(横山慶子代表)=中区曙町=が装飾した。
同プロジェクトは、新型コロナウイルス感染症の影響で卒業式などのイベントが中止になり、花き産業の需要が減少していることをうけ、3月6日から開始。胸ポケットに生花のコサージュを挿す取組の推進や地方公共団体などに花の展示を呼びかけることで花の購入を促進し花き産業の消費拡大を図っている。
花松は関東農政局の入札に参加し落札。横浜第2地方合同庁舎に花を装飾した。花松が手掛けた花は彼岸桜や白バラ、スイトピーなど神奈川県産の花を中心に使用。3月25日に活け替え4月1日まで展示される予定だ。
横山代表は「例年卒業式の花や大学生の胸につけるコサージュの注文が入っていますが、キャンセルとなり影響を受けています。このプロジェクトを通じてお花で季節を感じていただき世の中が少しでも元気になれば嬉しいです」と話した。
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