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学習支援団体 外国ルーツの子へ昼食を 一斉休校 「第3の居場所」に

社会

掲載号:2020年4月2日号

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ちらし寿司を頬張る子ども(左は長島さん、右が竹川さん)
ちらし寿司を頬張る子ども(左は長島さん、右が竹川さん)

 自宅や学校以外の「第3の居場所」として、外国にルーツがある子どもや保護者の学習生活支援などを行っている南区のNPO法人「信愛塾」(竹川真理子センター長)が新型コロナウイルスの感染拡大防止による一斉休校で食事に困る子どもを助けようと、3月から週2回のペースで「こども食堂」を開いている。

 信愛塾は1978年、中区や南区に多い在日中国人や韓国・朝鮮人の子どもを支援する目的で設立。現在は高校生までの約100人が登録。日本人のほか、10カ国以上に関係する在日外国人の子どもが通い、母国語を用いながら国語の文章題や数学、英語などを学んでいる。

 竹川さんらスタッフは3月3日からの一斉休校を受け、同所に通う子どもの各家庭を訪問。経済的に恵まれない家庭が多く、「頼りにしている給食が休校でなくなり、食事の用意に困っている」と悲痛な叫びが聞かれたという。

 こども食堂を手掛ける市内の施設も軒並み閉館となったこともあり、施設内の消毒や換気などのウイルス対策を徹底しながら臨時でこども食堂を始めた。

 10日から週2回、親交がある飲食店などに昼食の提供を依頼。19日は南区内の公立学校でも食育支援を行っている料理研究家の長島由佳さんが訪れ、ちらし寿司とかき卵汁を振る舞った。

勉強会も開催

 信愛塾はこども食堂の後に勉強会も開催。休校中に出された宿題をやろうにも、日本語が苦手な外国人の子どもは特に文章題を解くのに苦労するという。

 中国人の両親を持つ小学2年生と5年生の姉妹は「親が仕事で日中家にいないので昼食に困っていた。勉強も分からないところを教えてもらえるので助かる」と話す。

 4月以降の開催は現時点では未定。

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