園児の登園自粛が要請される中、家で過ごす子どもと保護者に楽しい時間を過ごしてもらいたい。そんな思いから企業主導型保育所「メイプルナーサリー」=西区戸部本町=では、保育士による手づくりキットを毎週園児宅に届けている。
市から保育園の自粛要請があったのは8日夜。ほとんどの園児が登園を自粛することになった。その中でもインターネット動画などを活用し、園児たちとのつながりづくりに工夫を凝らす大阪の保育園の事例を知った同園では、保育士たちから「保護者さんと園児ちゃんたちに何かしたい」と色々な案が出たという。
そして第一弾として10日に「こいのぼり作成キット」を発送。第2弾は親子でできる運動遊びファイルなどを15日に。第3弾は21日に保育士たちによる手遊び、運動遊び、英語遊びを収めたDVDなどを封入した。
送り先は普段、同園と姉妹園に子どもを預ける20世帯。今後も登園自粛の要請が続き、一人でも自粛する家庭があれば手づくりキットの発送を続けるという。
千葉明子園長は「全国の保育士はいつでも園児の皆さんのことを考えているものです」とその仕事に対する姿勢に敬意を表していた。
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