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中区相生町デザイン会社 コイン音で距離呼びかけ 「感染対策楽しむ仕掛けを」

社会

掲載号:2020年6月18日号

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ステッカーを持つ太刀川代表
ステッカーを持つ太刀川代表

 新型コロナウイルス感染症対策でソーシャルディスタンス(社会的距離)が求められるなか、人との距離を保つとコインの音が出る「LIFECOINステッカー」がこのほど、制作された。手掛けたのは、中区相生町を拠点にデザイン事業を展開するNOSIGNER株式会社(ノザイナー/太刀川英輔代表)。太刀川代表は「楽しみながら実践できる仕掛けとして街中に浸透させたい」と制作の想いを語る。

 「LIFECOINステッカー」は、直径約30cmの黄色を基調とした丸いステッカー。数多くのゲームで登場するコインをイメージし、人感センサーを近くに置くことでステッカーを踏むと「チャリン」と音が出る。太刀川代表は「コインは自分の命を増やすシンボル。ソーシャルディスタンスを守ったときにコインの音がしたらテンションが上がるのでは」と考案に至った。同ステッカーはイノベーション支援施設YOXOBO(よくぞボッ)X(クス)=中区尾上町=などに設置。今後は2千枚ほど制作し販売も予定する。

「PANDAID(パンドエイド)」

 同社は新型コロナ対策で共同編集型の非営利ウェブサイト「PANDAID(パンドエイド)」を4月5日に設立。SNSでの拡散や国内外のメディアに取り上げられ、現在10カ国以上約300人の編集者が情報を発信中だ。「ダイヤモンド・プリンセス号が横浜港に着いたとき感染症の恐ろしさを経験した」と太刀川代表。「早い時期から感染症と戦った横浜だからこそ、パンデミックから命を守る情報をわかりやすくデザインし世界に発信する必要性を感じた」とサイト開設の経緯を振り返る。

 同サイトは、日本語、英語、中国語など6カ国語で新型コロナの基礎知識から、衛生管理の啓発など科学的根拠を背景に世界中の情報が集約されている。この活動で生まれたのが、クリアファイルで作成できるフェイスシールドや同ステッカーなどだ。フェイスシールドは北里大学病院や東京大学医学部附属病院など医療現場を中心に国内外に広がり、重宝されているという。

 このステッカーを街中に広めるため同社は、クラウドファンディング(https://readyfor.jp/projects/lifecoin)を活用してステッカーの制作資金を6月30日午前11時まで募集中だ。

 太刀川代表は「今も世界中で猛威を振るう新型コロナ。感染対策は私たち次第です。行動に制約を感じるのではなく楽しい気持ちになれる仕掛けを今後も届けていきたい」と話す。

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