ダンス芸術の拠点、北仲に 市民も見学可能
ダンス芸術の総合拠点「ダンス・ベース・ヨコハマ」(DaBY(デイビー))が6月25日に北仲ブリック&ホワイトに開業した。
DaBYは、プロフェッショナルなダンス環境の整備とクリエイター育成に特化した事業を企画・運営する場。セガサミー文化芸術財団の運営。同日グランドオープンの新施設北仲ブリック&ホワイトのブリック棟3階に位置する。
練習やダンスを披露する約188平方メートルの「アクティングエリア」をメインに、その周りを廊下のように「アーカイブエリア」がぐるりと囲む。そこには、ダンス関連の書籍や資料が配架されている。会員登録(無料)すれば午前10時から午後6時まで見学可能(日・月曜休み)だ。今後、ワークショップや公演など様々な試みを計画する。
愛知県芸術劇場シニアプロデューサーで新拠点のアーティスティックディレクターを務める唐津絵里さんは「劇場が発表する場とすると、DaBYはその一歩手前の場所」と説明し、その場所が公開されることでダンスへの理解が深まることを期待する。また欧州で16年にわたり活動してきた振付家・ダンサーの小㞍(こじり)健太さんは「ダンスについてのトークショーや子ども向けのワークショップなども開いていきたい」と話していた。
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