みなとみらい21熱供給株式会社(内田茂代表取締役社長)=中区桜木町=はこのほど、本社敷地内にオイルタンクを増設した。
みなとみらい21(MM)地区の冷暖房や給湯に使われる熱を供給する同社。都市ガスを燃料に熱を発生させているが、自然災害などで都市ガスが停止した時の非常事態に備え、同社敷地内にオイルタンクを設置し灯油を燃料に熱を供給できる体制を整えている。
オイルタンクの増設は、MM地区の開発が進み供給件数が増加したことを受け実施したもの。以前から設置していたタンクの容量も含め15万リットルの灯油の収容が可能となり、タンクローリーなどの補給がない場合でも約3日間は供給できるようになる。同社開発計画部の和田尚道主事は「オイルタンクの増設で非常時にも熱エネルギーを供給できる体制を拡充することができた。今後もMM地区の安心・安全の一役を担っていきたい」と話す。
新たに桜の木も
オイルタンクを増設した場所は、以前桜の木があった場所。工事のため仕方なく伐採したが今後、新たにヨコハマヒザクラの木を3本植える予定になっている。内田社長は「来年の春に新たに植え替えたヨコハマヒザクラの鮮やかな赤色の花が咲くのが楽しみです」と笑顔で話す。
同社は、桜の木を伐採した今年の2月に施工会社である大成建設(株)横浜支店と一緒にみなとみらい本町小学校へヨコハマヒザクラの木を3本寄贈している。
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