中区・西区版 掲載号:2020年10月15日号 エリアトップへ

10月1日付で日本郵船氷川丸の第29代船長に就任した 大内 孝利さん 中区在勤 68歳

掲載号:2020年10月15日号

  • LINE
  • hatena

氷川丸伝える、名物船長に

 ○…現存する唯一の貨客船として山下公園前に係留保存されている横浜のシンボル「日本郵船氷川丸」。このほど、同船の船長に就任した。「氷川丸は豪華客船というイメージが強いかもしれないが、貨物船として当時の物流を支えた側面もある。私も貨物船の船長を歴任した経験もあるので、氷川丸の2つの”顔”を伝えていきたい」と意気込む。

 ○…愛媛県出身。瀬戸内海に囲まれた環境で育ち、自然と海に興味を持つようになった。また物心ついた頃から好奇心旺盛で、中学生の時には船乗りになることを志すように。全寮制の専門学校に入学する際には、心配し涙する母親の姿があった。「船員になってもよいものなのか」との考えが頭をよぎったことも。しかし、世界中を回るという幼少期の憧れを胸に進学。卒業後は日本郵船に入社し、自動車や鉱石など物資を運ぶさまざまな貨物船に乗って、あらゆる航路を辿った。

 ○…入社以来の40年弱、海上勤務だけでなく陸上で荷役作業の計画などを行う、ポートキャプテンとしても貨物船を支えた。今回客船での勤務は初。「私はシャイなので、社交性を求められる実際の客船の船長は向いていなかったと思います」と照れ笑いを浮かべるが、「客船で最も大事なのは心配り。自分なりの氷川丸船長を目指します」と力強い。

 ○…同船は今年で竣工90周年。「もちろんですが、長年勤めた前船長に比べ自分はまだまだ若葉マーク。名物船長となれるように頑張らなくてはいけないですね」と頭をかく。「特に若い人たちに海や船に興味を持ってほしい。そして将来、海上で働く子たちが出てくればいいですね」。見据えるは100周年。次の世代へと、氷川丸の歴史を伝えていく。

中区・西区版の人物風土記最新6

大内 孝利さん

10月1日付で日本郵船氷川丸の第29代船長に就任した

大内 孝利さん

中区在勤 68歳

10月15日号

佐藤 弘明さん

発足40周年を迎えた「横浜市西区BBS会」の会長を務める

佐藤 弘明さん

平塚市在住 31歳

10月8日号

前田 俊明さん

山手警察署の第85代署長に就任した

前田 俊明さん

中区本牧原在住 55歳

10月1日号

鍋倉 正文さん

「横浜市アマチュア無線非常通信協力会中区支部」の支部長を務める

鍋倉 正文さん

中区本牧原在住 66歳

9月24日号

吉田 隆男さん

国際ロータリー第2590地区のガバナーに就任した

吉田 隆男さん

横浜市在勤 72歳

9月17日号

大橋 清さん

新本牧ウォーキングクラブの会長を務める

大橋 清さん

西区みなとみらい在住 79歳

9月10日号

あっとほーむデスク

  • 10月15日0:00更新

  • 9月16日22:33更新

  • 9月10日0:00更新

中区・西区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2020年10月15日号

お問い合わせ

外部リンク