西区西戸部町の一本松小学校(小原健人校長)で10月2日、オンラインによる家庭ごみのリサイクル講座が行われた。4年生全35人を対象としたもので、ペットボトルのリサイクルを中心に横浜市の取組が紹介された。
当日は、一本松小と中区尾上町の(公財)横浜市資源循環公社をインターネットでつなぎ、プロジェクターに映し出された公社の職員がオンラインで子どもたちに話しかけた。
ペットボトルは、市内で収集されたもののうち33%がキャップとラベルの分別が行われていないことを紹介。現在、分別は手作業で行われていることも映像を交えて説明があり、捨てる際の分別が進めばより効率的にリサイクルができると指摘していた。ペットボトルを原料に布やエコバックなどが作られることも披露された。
受講した児童は「リサイクルはルールで決まっていることを知った」と話していた。「家でもリサイクルを話題にしてみる」と話す子もいた。
この講座は西区役所地域振興課資源化推進担当が主催し、市資源循環公社と連携して実施した。
コロナ前は、同様の講座の場合、関係者が学校を訪れていたが、新たな方法としてオンライン化に挑戦。今年7月にみなとみらい本町小学校での試行開催が好評だったことから今回の実施となった。今後、区内の小学校を中心に展開していく。
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