中区不老町の旧横浜文化体育館およびみなと大通り周辺の車道の一部を規制する社会実験が、11月9日から11月30日まで実施される。
これは、関内・関外地区の回遊性向上を目的とした横浜市の道路再整備事業の一環。期間中は、長者町三丁目交差点から不老町交差点までの約350mと、横浜スタジアム入口の交差点からみなと大通りの横浜税関前交差点までの約500mにおいて、カラーコーンや防護柵を設置して、車道幅員を一部縮小。また、万代町2丁目交差点から扇町三丁目交差点までの約300mを大通り公園方向への一方通行にする。対象道路沿いには、計4カ所にテーブルや椅子を設置した利活用空間も。
この取り組みにより、交通量や歩道の歩きやすさ、テーブルや椅子を置いた利活用空間の使いやすさなどを検証する。
歩道活用に期待
実験の対象エリアでは、普段から荷さばき車両の停車がみられるが、社会実験期間中は、代替場所も設定する。
みなと大通りにおいては計4台分を確保。一方、文化体育館あたりから不老町交差点までの沿道には特に設けない。
今回の社会実験の結果を踏まえ、市は、2021年度から23年度まで対象エリアの歩道拡幅などを実施する計画だ。道路局企画課は「歩道を広げ、歩行空間以外のところを活用することで、街のにぎわいづくりにも資する」と説明している。
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